ご入居者様から家賃収入を得るということは、不動産所有者として賃貸住宅の運営管理を行う義務が発生します。賃貸の運営管理は入居募集・審査に始まり、普通借家契約または定期借家契約による賃貸借契約の締結、契約更新または再契約、入居者クレーム処理、設備のトラブル処理、賃料滞納督促、退去立会い、原状回復に基づく敷金精算業務、物件の清掃・点検、維持管理まで大量かつ複雑多岐にわたります。
近年、賃貸借契約や管理業務に関連した法律や規制、ガイドラインが制定・施行されたことにより、賃貸経営はひと昔前までとはと違った専門知識やノウハウが必要とされるようになってきました。また、最近ではインターネット上で賃貸契約や原状回復に関するガイドラインや判例等の情報を検索・確認できることから、個人の方でも賃貸に関しての知識は豊富に得ることができ、企業の社宅契約も含め借主側からは貸主に対し業法やガイドラインに基づいた適確な賃貸借契約や管理業務が求められております。
これに加え、近年の不安定な経済状況、人口や世帯数の減少、家族構成やライフスタイルの変化に伴う入居者の多様化、賃貸住宅の供給過剰ぎみの中で、オーナー様にとっては、入居者確保にはますます創意工夫が求められ、家賃収入や利回りのみを考える従来の賃貸経営の在り方では安定した経営が成り立たなくなってまいりました。
このような賃貸市況の中で、オーナー様の安定した賃貸経営のためには専門的アドバイスを受けることが不可欠です。高度な契約・管理ノウハウをもつ管理会社に業務を委託することによって、リスクを回避もしくはその問題を解決すると同時に『より質の高い管理サービス』を実現することができます。また、その時々の賃貸市況や入居者ニーズの変化を常に把握し、募集条件の見直しや空室対策をご提案させていただき、それを実践することにより、『建物の資産価値を向上』 『入居率の向上』をさせ、オーナー様の物件の「収益の安定」を図ることができます。
当社では、コンプライアンス(法令遵守)や管理業務サービスの高水準化がオーナー様の物件自体の質的向上につながると考えております。これを実行するために、当社が加盟する業界団体(ApamanNetwork(株)、(財)日本賃貸住宅管理協会、全国賃貸管理ビジネス協会、賃貸不動産管理業協会)より常に情報とノウハウを取り入れ、従来の賃貸管理の慣習に捉われることなく、日々改良改善を行い、一歩進んだ賃貸管理業務を提案・実践しております。
賃貸住宅は、オーナー様が自ら管理・経営する時代から専門家(管理会社)へ委託する時代へと移行しています。当社では、賃貸斡旋(入居者募集)のみならず、オーナー様の安定した賃貸経営を目標にした賃貸管理(プロパティマネジメント)との両輪でオーナー様をサポートしてまいります。
賃貸経営に伴う様々なサービスをご提案。入居者募集から賃貸管理、空室対策までを積極的にトータルサポートいたします。